札幌日大が28年ぶり決勝へ 初優勝へ王手

北照対札幌日大 最後の打者を打ち取り左手人差しを伸ばし喜ぶ札幌日大のエース木山(撮影・永野高輔)

<高校野球春季北海道大会:札幌日大6-5北照>◇2日◇準決勝◇札幌円山

 札幌日大が接戦を制して28年ぶりに決勝に進出、初Vに王手をかけた。

 6回までは取って、取られての展開。同点の7回2死二、三塁、8番山本篤弥二塁手(3年)が右前に勝ち越しの適時打を放った。エース木山大翔(3年)は9回を8安打9奪三振5失点と粘投。昨秋の北海道大会は準決勝で敗退していた。

 秋場拓也監督(29)は「まずは去年の自分たちを超えられました。優勝することで夏につながる。決勝に向けてしっかり準備したい」と意気込んだ。