未来沖縄初戦突破 プロ注目宜保翔5回無失点/沖縄

1回裏沖縄工2死三塁、4番を空振り三振に仕留めほえるドラフト候補の未来沖縄の宜保翔遊撃手(撮影・菊川光一)

<高校野球沖縄大会:未来沖縄7-0沖縄工>◇2回戦◇24日◇アトムホームスタジアム宜野湾

 未来沖縄が7回コールドで初戦を突破した。

 昨秋と今春の県大会8強、沖縄工を投打に圧倒した。先発は遊撃手で投手も兼任するプロ注目の最速147キロ右腕、宜保翔(3年)。この日最速の144キロ直球を主体にスライダー、カットボールを織り交ぜ、5回3安打無失点と試合をつくり2番手に託した。チームは1本塁打を含む11安打を浴びせて粉砕した。プロ複数球団の前で打っても2安打と活躍した宜保は「ボールがしっかり指にかかるきれいな直球で、いい投球ができた」と笑顔を見せた。