足利大付が関東1番星、V打飯田「目標8強」/栃木

足利大付対鹿沼東 1回表足利大付、生還した渡辺颯(中央)は、笑顔で堀越とタッチ(撮影・山川智之)

<高校野球栃木大会:足利大付10-3鹿沼東>◇6日◇1回戦◇宇都宮清原

 第100回全国高校野球選手権栃木大会が開幕し、新校名&新ユニホームの足利大付(栃木)が10-3の8回コールドで鹿沼東に勝った。1回2死一、二塁。5番飯田雅也二塁手(3年)の2点適時二塁打で先制すると、勢いは衰えなかった。荻原敬司監督(45)は「オープニングゲームだったので、試合にどう入ればいいか不安だったが、選手は気にせずにやってくれた」と選手の強心臓ぶりを褒めた。

 母体である足利大に倣い、本年度から足利工大付から校名変更。今大会前まで白を基調にしたユニホームだったが、この日から足利工大付から伝統のグレーユニホームに戻した。校名変更、新ユニホーム、そして100回大会の開幕戦。この重圧にも選手たちはバットではね返した。「目標はベスト8です」と飯田二塁手。強い気持ちで新しい歴史を刻む。