矢板中央・田鎖倖サヨナラコールド2ラン/栃木

那須・馬頭・益子芳星・足利南対矢板中央 5回矢板中央2死二塁、サヨナラの右越え本塁打を放ちナインに迎えられる田鎖外野手(中央)(撮影・久永壮真)

<高校野球栃木大会:矢板中央12-1那須・馬頭・益子芳星・足利南>◇7日◇1回戦◇清原球場

 矢板中央が、5回に打者一巡の猛攻で一挙8点を奪い、12-1で5回コールド勝ちした。

 4番左翼で先発出場した田鎖倖外野手(3年)が2死二塁から、1イニング2安打目となる右越えサヨナラ2ランを放ち、試合を締めくくった。「あと1点でコールドの場面。しっかり安打を打とうと思った。入るとは思わなかった」と驚いた。

 5回までの2打席は、1回に中飛、3回に二ゴロと凡退した。「(凡退が)気にならなかったと言えばうそになる。焦ってポイントが前になっていたので、切り替えて体の前まで待った」と試合内で修正をした。

 次戦の相手は、昨秋2回戦で敗れた小山南。「みんなで借りを返そうと言ってやってきた。早く試合がしたい。必ず倒す」と雪辱を誓った。12日、栃木市総合運動公園硬式野球場で11時30分試合開始予定だ。