草津東が劇的サヨナラ勝ち「青木なら打てる」/滋賀

滋賀大会1回戦 水口東対草津東 9回裏草津東1死二塁、右越えの逆転サヨナラ2点本塁打を放つ青木(右)(撮影・清水貴仁)

<高校野球滋賀大会:草津東6-5水口東>◇12日◇1回戦◇県立彦根球場

 昨夏世界選手権で銀メダルを獲得した競泳の大橋悠依(22=イトマン東進)の母校が劇的なサヨナラ勝ちで初戦突破を果たした。

 1点ビハインドの9回1死二塁の場面で160センチの2番青木俊哉外野手(2年)が右越え2点本塁打。「とにかく入ってくれ」と願った打球は、昨年初戦で敗れた水口東にリベンジを果たす1発となった。藤木泰仁監督(32)は「打撃も守備も信頼している。相手が右投手に代わったので、青木なら打てると思った」とたたえた。