進学校の麻布、敗退も4年ぶりに得点/東東京

全国高校野球選手権東東京大会 麻布対駿台学園 2番手で登板する麻布・松永貴裕(撮影・伊作将希)

<高校野球東東京大会:駿台学園12-2麻布>◇13日◇2回戦◇神宮

 駿台学園にコールド負けした麻布が、4年ぶりに得点を挙げた。

 東大、京大に約100人を送り込む超進学校。初回に6点を奪われる厳しい船出となったが、4回には「3番遊撃」で先発した「背番号1」松永貴裕投手(2年)の左前打が絡んで2点を挙げた。

 松永は4回途中からマウンドに上がり、最後は両足をつってベンチへ下がった。それでも「去年より1歩成長したかなと思います」。痛めた足をさすりながら既に気持ちは秋へ向かっていた。