呉宮原が白星「野球ができる喜びをかみしめ」/広島

1回裏呉宮原2死、右フェンス直撃のランニング本塁打を放ち先制点をあげる藤原大輔(撮影・清水貴仁)

<高校野球広島大会:呉宮原15-0音戸・大柿>◇17日◇1回戦◇呉

 西日本豪雨で大きな被害を受けた広島県で、当初7日の予定より10日ずれ込んで広島大会が開幕した。被害の大きい呉地区でも1回戦が開催。第1試合は呉宮原が5回コールドで音戸・大柿を下した。

 主将の藤原大輔投手(3年)は先制の右翼ランニング本塁打を含め3打数3安打2打点と活躍。学校や部員の自宅が断水になるなど、影響は少なくなかった。「野球ができる喜びをかみしめながら、プレーしていた」と振り返った。