中央学院・西村が完封、プロ注目大谷は欠場/西千葉

市川南対中央学院 中央学院7回3安打完封勝利した西村(撮影・保坂淑子)

<高校野球西千葉大会:中央学院7-0市川南>◇17日◇3回戦◇千葉県天台野球場

 中央学院の西村陸投手(3年)が、3安打完封勝利でベスト16に導いた。

 初回から、ストライク先行でテンポよく打たせてとるピッチング。春の県大会後から磨いてきた、という真っすぐで凡打の山を築いた。

「これまでは、コーナーをついて、うまくタイミングをずらして投げていたんですが、今は真っすぐに自信があります」と、成長したピッチングに胸を張った。

 プロ注目の大谷拓海投手(3年)は、5月下旬、練習試合で頭に打球を受け、この日も試合出場はなかった。試合後、「もう、大丈夫です」と復調をアピール。相馬幸樹監督(38)は「しかるべきタイミング、しかるべきポイントで、と思っている」と今後の試合出場を示唆した。