神戸国際大付が圧勝 谷口3打席連続安打/東兵庫

1回裏神戸国際大付二死二塁、右前二塁適時打を放つ谷口嘉紀(撮影・白石智彦)

<高校野球東兵庫大会:神戸国際大付10-0甲陽学院>◇19日◇3回戦◇明石トーカロ球場

 神戸国際大付が13安打10得点と打線が爆発し、甲陽学院を下した。

 昨夏の甲子園で2打席連続本塁打を放った谷口嘉紀外野手(3年)が3打席連続安打を放つなど、攻撃の手を緩めることなく5回コールド勝ち。頼れる主砲の活躍に青木尚龍監督(53)は「初回うまいこと打ってくれた。ああいうのはチームが楽になる」とうなずいた。

 谷口本人は3月後半に右手首を痛めた影響もあり本調子ではないというが、「けがのせいにはしたくない。自分が塁に出ればチームも勢いづく。4番なので堂々と勝負したい」。2年連続の頂点へ、あと4勝となった。