鹿児島実8強!宮下監督「悔しさ出そうと」/鹿児島

4回途中から救援し無失点に抑えた鹿児島実のエース吉村陸矩投手(撮影・菊川光一)

<高校野球鹿児島大会:鹿児島実4-1鹿児島城西>◇19日◇4回戦◇鹿児島県立鴨池球場

 第100回全国高校野球選手権記念大会の年に創部100周年の伝統校、鹿児島実が、元プロの佐々木誠監督が率いる鹿児島城西を下し8強入りした。

 投げては、先発の立本颯投手(3年)エース吉村陸矩投手(3年)で1失点完投リレー。2回に先制すると、5、6回に犠牲フライで着実に加点するなど、チャンスで必ず得点する試合巧者ぶりで接戦を制した。

 宮下正一監督(45)は8強に「秋春と優勝できなかった。選手にその悔しさを出そうと話してきた」と、気迫の勝利を喜んだ。