大島の快進撃止まる、船便確保に大忙し/東東京

江戸川対大島 敗れた大島イレブンは試合終了のあいさつを終えると、涙を見せながらベンチに引き揚げる(撮影・米谷輝昭)

<高校野球東東京大会:江戸川3-0大島>◇19日◇4回戦◇江戸川区球場

 快進撃を続けてきた大島が力尽きた。

 打線の援護がないまま力投したエース荒田奏斗投手(2年)が9回につかまり3失点。5回戦を前に姿を消した。

 天野一道監督(49)は「選手は疲れていました。バットが振れてなかったですから。みんな疲れているんでもう1泊して、明日帰ります」と話した。これまでは試合後、当日移動で帰島していたが、この日は延泊を決めた。同監督は試合後、携帯電話を持ち出し、船便の確保、宿舎への連絡に大忙しだった。