日大豊山は涙 名倉「試合を作れなかった」/東東京

日大豊山対関東第一 日大豊山先発の名倉(撮影・垰建太)

<高校野球東東京大会:関東第一14-4日大豊山>◇20日◇5回戦◇神宮

 日大豊山は逆転負けした。

 初回、先頭の佐藤優太外野手(3年)の二塁打を皮切りに2点を先制した。先発の名倉侑田投手(3年)がその裏3点を奪われたが、4回までは粘り強くゼロを並べた。1点を追う5回に味方が逆転したが、その裏、関東第一のドラフト候補・石橋に逆転3ランを許した。その後は代わった投手も相手打線の勢いを止められず、7回コールド負けを喫した。弁護士の夢を持つ秀才右腕は「自分が試合を作れなかった。疲れもたまっていたがそれは言い訳にすぎない」と涙した。