健大高崎・大越、不発もサブロー氏評論に笑顔/群馬

高崎健康福祉大高崎対伊勢崎清明 1回表高崎健康福祉大高崎1死三塁、先制となる遊ゴロを放つ高崎健康福祉大高崎・大越弘太郎(撮影・伊作将希)

<高校野球群馬大会:高崎健康福祉大高崎9-1伊勢崎清明>◇21日◇準々決勝◇上毛新聞敷島球場

 高崎健康福祉大高崎が伊勢崎晴明を7回コールドで破り、4強入りを決めた。

 7安打で9得点と少ないチャンスをものにした。3試合連続の本塁打を放っていた大越弘太郎内野手(3年)は4試合連続本塁打とはならなかったが、3打数1安打1四球で勝利に貢献。「(本塁打を)初めは意識してしまい力んでしまったが、2打席目からしっかりボールに集中できた」と汗をぬぐった。

 前ロッテのサブロー氏(高校野球100回大会日刊スポーツ「編成部長」)が8日に行われた館林商工との1回戦を視察。大越はサブロー氏から紙面で「高校時代の巨人坂本勇と打撃は同等レベル。内角のボールに対してクルリと体を回転できる。プロで長く活躍するのはこういう選手かもしれない」と評された。大越は「(紙面を)読んでびっくりしました。山田哲人さんや坂本勇人さんの動画を見て、内角の打ち方などを研究しています。そう言ってもらえて、うれしかったです」と笑顔を見せた。