上田西が接戦制し決勝進出 9回宮坂愛斗V打/長野

5回に3打席連続安打を放った上田西・斎藤(撮影・和田美保)

<高校野球長野大会:上田西4-3松本国際>◇21日◇準決勝◇松本市野球場

 上田西が接戦を制し、優勝した15年以来の決勝に進んだ。

 初回に1番の斎藤慶喜外野手(2年)の右前打を起点として先制点を奪ったが、取って取られての攻防が続いた。3-3の同点で迎えた9回1死から2番荒井朋範外野手(3年)が4安打目となる左翼線二塁打を放ち、3番宮坂愛斗捕手(2年)が左越えへ決勝の適時二塁打を放った。

 決勝で対戦する佐久長聖は、昨夏から今春まで県大会で敗れている相手。「僅差の試合になるとは思っていましたが、ほっとしました」と振り返った原公彦監督は「佐久長聖に勝つには5点以内に抑えて、うちが5点取らないといけないかなと思っています」と見通しを語った。