健大高崎サヨナラ負け 75発山下はプロ表明/群馬

健大高崎対前橋育英 7回表健大高崎2死、右前打を放つ健大高崎・山下航汰(撮影・河田真司)

<高校野球群馬大会:前橋育英6-5高崎健康福祉大高崎>◇25日◇決勝◇上毛新聞敷島球場

 高崎健康福祉大高崎が、前橋育英にサヨナラ負けを喫し、3年連続で前橋育英に決勝で敗れた。初回に3点を先制。1点差の6回に2点を追加したが、8回に追いつかれ、9回にサヨナラ打を浴びた。

 打線は前橋育英のエース恩田に苦しめられ、高校通算75発の山下航汰外野手(3年)は3打数1安打2四死球で、高山遼太郎内野手(3年)は1安打。高山は「4番として、ふがいないです」と涙を流した。山下は「次の舞台では引っ張っていける存在になりたいです」と話し、進路については「(プロ志望届を)出します」と表明した。