日大鶴ケ丘・勝又151キロ、打撃も非凡打/西東京

力投する日大鶴ケ丘先発の勝又(撮影・河野匠)

<高校野球西東京大会:日大鶴ケ丘7-5国士舘>◇26日◇準決勝◇神宮球場

 ドラフト候補で最速152キロの日大鶴ケ丘・勝又温史投手(3年)が、打撃技術の高さを証明した。

 1点を追う1回2死二、三塁、プロ注目の国士舘・草薙柊太投手(3年)の外角高め143キロ直球を左中間にはじき返し、一時逆転の2点適時二塁打を放った。

 投手では、スカウトのスピードガンで最速151キロをマークするも、5回5失点。「腕が振れなかったのは、気持ちの弱さ。今日も三浦に助けられた」と感謝したが、バットでは左対左の対戦で、技と力で逆方向にボールを打ちかえした。