関東第一・石橋「悔しいし悔い残る」と涙/東東京

二松学舎大付対関東第一 先発の関東第一・藤本投手(撮影・三嶋毬里衣)

<高校野球東東京大会:二松学舎大付5-3関東第一>◇27日◇準決勝◇神宮

 関東第一が昨夏に続き二松学舎大付に敗れた。

 2回に安打と四死球などで3点を奪ったがすぐに同点に追い付かれ、5回までに勝ち越しを許した。二松学舎大付・海老原、大庭の継投に散発3安打。ドラフト候補の石橋康太捕手(3年)は徹底した外の変化球攻めにあい、無安打に終わった。

 石橋は「キャプテンの自分がみんなの足を引っ張ってしまった。(米沢)監督さんを絶対に胴上げしたかった。全力で悔いなくやろうと言ってきたが、この結果は悔しいし悔いが残る」と涙が止まらなかった。基本的にはプロ志望届を提出する意向。「行きたい気持ちはある。でも、今はまだ甲子園に行けなかったことが悔しくて仕方がない。秋に向けて後輩たちをサポートしたい」と話した。