作新学院が実戦形式練習「試合の感じ出した」

練習後取材に応じる作新学院・磯主将(撮影・久永壮真)

<全国高校野球選手権:割り当て練習>◇3日◇鳴尾浜臨海野球場

 作新学院(栃木)が鳴尾浜臨海野球場で紅白戦を中心に練習を行った。

 2時間の練習を終え、小針崇宏監督(35)は「栃木での決勝が22日で、こっちに来て実戦ができていなかったので試合の感じを出しました」と実戦形式での練習の意図を説明した。

 紅白戦では、林勇成投手(2年)と栃木大会では登板機会のなかった宇賀神(うがじん)暁投手(3年)の両右腕が登板。小針監督は「ベンチに入っている4投手が束になっていかないといけないので。投げてもらわないと困る。今日のできはまだまだですね」と話した。

 エースの高山陽成投手と佐取達也投手(共に3年)はブルペンで立ち投げするなど軽めの調整をした。大阪桐蔭(北大阪)との対戦が決まった昨夜はミーティングは行わなかったため、練習後宿舎に戻って行う予定だ。