聖光学院・斎藤監督、報徳打線警戒「失点を覚悟」

両手でガッチリ握手をする聖光学院・斎藤監督(左)と報徳学園・大角監督

<全国高校野球選手権:開会式リハーサル>◇4日◇甲子園

 12年連続出場の聖光学院(福島)斎藤智也監督(55)が、対戦する報徳学園(東兵庫)大角健二監督(38)から先制パンチを受けた。

 開会式リハーサルの前に行われた監督対談での記念撮影。頭髪を気にした斎藤監督に対し、丸刈りの大住監督は「自分には気にする髪がない」と切り返し、1本取られた形となった。

 斎藤監督は相手の印象について「リスペクトしてきたチーム」とたたえた。高校NO・1遊撃手の呼び声高い小園海斗(3年)を擁する相手打線を警戒し「ある程度失点を覚悟しないといけない」と気を引き締めた。

 大角監督は「この夏は打てなくて苦しんだので」と、地元尼崎出身の聖光学院のエース衛藤慎也(3年)を要注意人物に挙げた。