<全国高校野球選手権:創志学園7-0創成館>◇9日◇1回戦
創志学園(岡山)が2年生エース西純矢の快投で、夏の甲子園初勝利を手にした。
MAX149キロの速球と、切れ味抜群のスライダーのコンビネーションで被安打4、無四球で16奪三振の完封。昨秋の明治神宮大会準優勝、今春のセンバツ8強の強豪創成館(長崎)を手玉に取った。
西は「100点満点です。打たせてとるピッチングが持ち味なので、三振数とかは意識しませんでした」。昨年10月11日に父雅和さん(享年45)が急死した。この日朝は、空を見上げて「今日はお願いします」と全力投球を誓った。今大会終了後、父の墓に夏の思い出を報告にいくつもりだ。
長沢宏行監督は西について「ビックリしました。まさかあれだけいいピッチングをするとは」と驚きつつも、投球内容を分析。「緩いボールをうまく使って、スピードガンと勝負しないように、と。力加減は7割ぐらいでと。しかし、8、9割は入ってましたね。岡山大会でいい先輩投手に投げ勝って、自信をつけたんでしょう」と話していた。