済美 逆転サヨナラ満塁弾でタイブレーク制し16強

星稜対済美 13回タイブレーク済美無死満塁、矢野(右)は右翼ポール直撃逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち雄たけびをあげ喜ぶ(撮影・上山淳一)

<全国高校野球選手権:済美13-11星稜>◇12日◇2回戦

 済美(愛媛)が劇的な逆転サヨナラ満塁弾で星稜(石川)を破り、2年連続の16強入りを決めた。

 9-9で12回を終了。13回から今大会2度目のタイブレークに入った。

 表の星稜は内野ゴロで1死二、三塁から三ゴロ野選でまず1点。さらにスクイズで2点目を奪った。

 その裏済美はバント安打で無死満塁とすると1番矢野功一郎内野手(3年)が逆転サヨナラ満塁本塁打を放った。

 星稜は4年ぶりの16強入りを逃した。