前橋育英・恩田 治療直後143球目打たれ涙の敗戦

前橋育英対近江 9回裏、サヨナラ安打を浴びた前橋育英・恩田は喜ぶ近江ナインの後ろで涙をぬぐう(撮影・加藤哉)

<全国高校野球選手権:近江4-3前橋育英>◇13日◇2回戦

 前橋育英(群馬)がサヨナラ負けで2年連続の3回戦進出を逃した。

 3-3で迎えた9回裏、無死満塁からエース恩田慧吾投手(3年)がサヨナラ打を浴びた。

 この回、先頭打者を味方の失策で出塁させてしまった。右前安打と四球で無死満塁。ここで足がつりベンチに戻って治療を受けた。大きな拍手に迎えられてマウンドに戻った直後の143球目を中前にはじき返され力尽きた。