横浜・山崎、頭部死球も好機演出打「先頭の役割を」

横浜対花咲徳栄 4回表横浜無死一、三塁、山崎拳登は頭部死球を受ける(撮影・奥田泰也)

<全国高校野球選手権:横浜8-6花咲徳栄>◇14日◇2回戦

 横浜(南神奈川)の山崎拳登内野手(3年)が頭部死球に負けず躍動した。

 7-1の6回1死、中前打を放った。2死一塁となり、斉藤大輝内野手(3年)の二塁打で生還。貴重な8点目のホームを踏んだ。

 4回には左側頭部に死球を受けていたが、影響を感じさせない打撃で、1番打者としてチームの勝利に貢献した。それでも、初回は三振に倒れており「初回に先頭で出られなかったので、チームを勢いづけることができなくて、自分としては30~40点くらいです」と自己評価は低めだった。

 17日の3回戦では、プロ注目右腕、吉田輝星投手(3年)擁する金足農(秋田)と対戦する。山崎は「吉田くんも好投手なので、先頭の役割をしっかり果たしたいです」と引き締めていた。