日南学園・蓑尾捕手「つぶやき作戦」不発に苦笑い

日南学園対常葉大菊川 3回裏常葉大菊川1死、奈良間は左中間に二塁打を放つ。捕手・蓑尾(撮影・奥田泰也)

<全国高校野球選手権:常葉大菊川3-0日南学園>◇14日◇2回戦

 日南学園(宮崎)が春5回、夏9回目の甲子園で初の完封負けを喫した。

 4併殺でチャンスをつぶし、金川豪一郎監督(41)は「ファーストストライクを積極的に打てと言っていたが厳しい球にも手を出していた。指示の徹底不足です」。

 主将で捕手の蓑尾海斗捕手(3年)は常葉大菊川・奈良間に対し「つぶやき作戦」を試みたが「(1回戦で)直球をホームランしたよなと言ったけど、集中されてしまいました」と苦笑いを浮かべるしかなかった。