常葉大菊川・奈良間が起点、堅実な守り4併殺で援護

日南学園対常葉大菊川 8回表日南学園無死一塁、奈良間は奥野の打球を二塁へ送球し、併殺を決める(撮影・横山健太)

<ヨネタニーズ・ファイル>

<全国高校野球選手権:常葉大菊川3-0日南学園>◇14日◇2回戦

 常葉大菊川(静岡)の堅実な守りがエース漢人友也(3年)の88球完封勝利を導いた。奈良間大己遊撃手(3年)は計7つのゴロをさばき、ライナーも好捕した。4併殺すべて遊撃手が起点になった。「漢人は低めに投げてテンポがよかった。相手も初球から打ってきたんで、リズムよく守れました」。

 1試合最多併殺の大会記録は5。昨夏の興南まで5校が記録している。それには届かないが、チームを勢いづかせるには欠かせないプレーといえる。89回大会(07年)で「がばい旋風」と言われた佐賀北の優勝もそうだった。決勝戦(対広陵)で副島浩史が放った逆転満塁本塁打が目立つが、7試合連続の併殺を記録し、その数は11を数えた。

 奈良間の言葉が弾んだ。「うちは前向きな失敗はOKなんで。守りも攻める気持ちで行きます。守備でリズムをつくり攻撃につなげる野球です」。1回戦は併殺1。失策は右翼に1つついた。この試合は0。2試合で1失策の5併殺。ちなみに佐賀北の失策は、7試合で4だった。【米谷輝昭】