西 昨秋亡くなった父の誕生日、勝利届けられず

下関国際対創志学園 悔しさをにじませ甲子園を後にする創志学園・西(撮影・横山健太)

<全国高校野球選手権:下関国際5-4創志学園>◇15日◇2回戦

 創志学園の西純矢は2-4の9回に逆転を許した。先頭からの連続四死球でピンチを招き、3点を失った。この日は昨年秋に亡くなった父の誕生日で、179球を投げ抜いて勝利を届けられず「勝ちたかったんですけど…」と唇をかんだ。

 序盤から制球に苦しみ、9四死球を与えた。8回までは1安打2失点にしのいでいたが、際どい球になかなか手を出してもらえず、球数が増えてしまった。「最後は手に力が入らなくなった」とうなだれた。

 1回戦では16奪三振で4安打完封。2年生エースとして大舞台で実力の高さを示した。「自分の大きな財産。またこの舞台に帰ってくる」と前を向いた。