愛工大名電8強ならず 打線は「今は『油もの』」

愛工大名電対報徳学園 4回表2死、左越えソロ本塁打を放つ安井(撮影・前田充)

<全国高校野球選手権:報徳学園7-2愛工大名電>◇16日◇3回戦

 愛工大名電(西愛知)は、自慢の攻撃野球を封じられ8強入りはならなかった。

 初回に無死一、二塁のチャンスも併殺で勢いに乗れず、その後もいい当たりが野手の正面をついたり、報徳学園(東兵庫)の好守に阻まれた。

 倉野光生監督(59)は「いい当たりをしていたが、守備位置も含めて研究されていた。打線は『水もの』と言いますが、私は『油もの』と思っている。温度が上がれば良くなります」と話していた。