二松学舎大付 浦学・渡辺は「圧倒的に1位の投手」

二松学舎大付対浦和学院 試合後、スタンドへのあいさつを終え引き揚げる二松学舎大付ナイン(撮影・横山健太)

<全国高校野球選手権:浦和学院6-0二松学舎大付>◇16日◇3回戦

 二松学舎大付が完封負けを喫し、8強を逃した。

 東東京大会のチーム打率4割4厘の強打を誇ったが、浦和学院・渡辺から5安打しか打てず、10三振を喫した。

 通算40本塁打の平間陸斗主将(3年)は2安打と気を吐いたが「決め事を徹底できなかった」と悔やんだ。「(渡辺は)今まで対戦した中で、圧倒的に1位(の投手)。外を狙って、内角と低めの変化は捨てる約束だったが、低めのスライダーに手が出てしまった。みんな精神状況がおかしくなってしまったというか、やろうと決めたことが全然守れなかった」と目を赤くした。