金足農・吉田が今夏初の途中降板、11戦目力尽きた

金足農対大阪桐蔭 力投する金足農先発の吉田(撮影・足立雅史)

<全国高校野球選手権:大阪桐蔭13-2金足農>◇21日◇決勝

 金足農(秋田)吉田輝星投手(3年)が今夏初めて試合途中でマウンドを降りた。大阪桐蔭との決勝戦で先発し5回までに12点を失った。6回、三塁手の打川が2番手として登板。吉田は右翼へ回った。県大会初戦から甲子園準決勝までの全10試合を完投してきた鉄腕エースが力尽きた。

 秋田大会5試合で636球を投げた。甲子園6試合の投球数はここまで881球。06年斎藤佑樹(早実)は甲子園で948球、98年松坂大輔(横浜)は782球を投げている。