第100回全国高校野球選手権を制した大阪桐蔭ナインが24日、大東市の同校で、付属中も合わせて約1600人を前に報告会を行った。中川卓也主将（3年）は「日本一になれたのは日本一の応援のおかげです」と感謝した。

ドラフト1位候補の根尾昂内野手、藤原恭大外野手（ともに3年）は女子生徒の大声援を浴びた。根尾はこれから夏本番かのような丸刈りで登場。岐阜に帰省、知人の理髪店に立ち寄り「5（ミリ）でいきました。長いのは嫌い」とバリカンですっきり。藤原ら4人と参加する今日25日からの高校日本代表合宿へ気合を再注入した。

二刀流右腕は内野手としての選出だが、投手にも前向き。「いい投手がたくさんいるけど、投げてみるかと言われたらやります。違う仲間、うまい選手たちと野球ができる。この経験をしっかり生かしたい」と待ち切れない様子だった。