U18柿木国際大会難しさ痛感 調子上がらず1失点

2回、先制適時打を浴びる柿木(撮影・上田博志)

<U18アジア選手権:日本1-3台湾>◇7日◇スーパーラウンド◇KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎

高校日本代表がスーパーラウンド初戦の台湾戦に臨み、1-3で完敗した。打線を大幅に組み替え攻撃的なオーダーで臨んだが、相手先発のサウスポー・王彦程の前に力負けし、わずか2安打。力差を見せつけられる格好で2大会連続6度目の優勝の可能性が消滅。中国との3位決定戦に回る。

先発を任された柿木が、国際大会の難しさを痛感した。直球、変化球ともにブルペンから調子が上がらず、3回を被安打4の1失点。リーグ戦でのコンディション調整、イニング間の投球練習など普段との違いが多く「言い訳になるけど、いつもできていることができなかった。自分の投球が負けにつながった」と肩を落とした。韓国戦から気持ちを切り替えていたが、ベンチの盛り上がりも欠け「(韓国に)負けたことで、攻めていく野球ができなかった」と反省した。