旭川大高5年ぶり秋1勝、北照と甲子園代表対決制す

北照対旭川大高 南北甲子園出場校対決を制し整列する旭川大高の持丸主将(中央)。手前左は肩を落とす北照の伊藤主将(撮影・永野高輔)

<高校野球秋季北海道大会:旭川大高15-8北照>◇1日◇1回戦◇札幌円山

今夏、北北海道代表として甲子園に出場した旭川大高が、南北海道代表として甲子園に出場した北照に7回コールド勝ちし、秋の北海道大会は、5年ぶりに1勝を挙げた。

初回に先制点を献上も、その裏1-1に追い付き、1死二塁で主将の4番持丸泰輝捕手(2年)が勝ち越しの左越え適時二塁打を放ち、流れを変えた。

端場雅治監督(49)は「取られたら取り返すという展開。今日は打線が頑張ってくれた。甲子園を経験した持丸や菅原(礼央=2年)がよく引っ張ってくれた」と話した。

持丸は「先に点を取られたが、直後に1番の菅原が出て、つないでくれた。最初の2点が大きかった」と振り返った。初戦で敗れた北照は、2季連続の甲子園出場が絶望的となった。