古川センバツ“王手”千坂1失点、2日連続の完投

秋田修英対古川 力投する古川・千坂(撮影・高橋洋平)

<高校野球秋季東北大会:古川3-1秋田修英>◇15日◇準々決勝◇秋田・こまちスタジアム

公立の古川(宮城2位)がセンバツ出場に王手をかけた。先発右腕の千坂優斗(2年)が2日連続の完投で秋田修英(秋田1位)を1失点に抑えた。

176センチ、77キロの体格から、最速137キロの直球、スライダー、カットボールなどテンポよく投げ込み相手打線を翻弄(ほんろう)した。「周りは21世紀枠候補と思っているかもしれないけど、あと1試合勝って、センバツに行きたい」と意気込んだ。