山梨学院8強入り 野村V弾「風が押してくれた」

中央学院対山梨学院1回裏山梨学院2死二塁、野村(右)は先制の左中間越え2点本塁打を放ち次打者の宮崎一樹ハイタッチをする(撮影・河田真司)

<高校野球秋季関東大会:山梨学院7-2中央学院>◇20日◇1回戦◇山梨・小瀬スポーツ公園山日YBS球場

山梨学院(山梨)が中央学院(千葉)を破り、8強入りを決めた。初回2死二塁、今夏甲子園でも本塁打を放った4番・野村健太外野手(2年)の左翼越えの2ランで先制。3-1で迎えた6回には、秋季山梨県大会で無安打だった小吹悠人内野手(1年)が左翼越えのソロ本塁打を放ちチームに勢いを付けた。

投げては先発した佐藤裕士投手(2年)が6回1失点と好投。後を受け、1塁守備からマウンドに上がった相沢利俊内野手(2年)も3回を1失点にまとめた。

野村は「風が押してくれました。試合前のミーティングで、監督から『今日は野村のホームランで勝つ』と言われていたので期待に応えようと思っていた」と笑顔を見せた。