報徳学園が近江撃破、林2失点完投「勢いと流れで」

近江対報徳学園 最後の打者を打ち取りガッツポーズする報徳学園・林(撮影・前田充)

<高校野球秋季近畿地区大会:報徳学園5-2近江>◇21日◇1回戦◇ほっともっとフィールド神戸

ともに今夏甲子園8強の近江(滋賀1位)と報徳学園(兵庫3位)の対決は、報徳学園に軍配が上がった。

先発の左腕・林直人投手(2年)が7安打2失点完投勝利。近江の左腕・林優樹投手(2年)に投げ勝った。

「近江の林君は変化球を使ったピッチングがうまいので、ストレートを中心に負けないように意識しました」と、この日は最速を1キロ更新する141キロも計測。「報徳学園対近江だったら、世間の人は近江が勝つと思っているので、勝ったのはうれしいです」と笑顔を見せた。

あと1勝すれば2年ぶりのセンバツが大きく近づく。「勢いと流れで勝っていきたい」と夏春連続出場を目指す。