大分コールドでセンバツ初出場当確 エース長尾快投

神村学園を下しガッツポーズする大分エースの長尾凌我投手(撮影・菊川光一

<高校野球秋季九州大会:大分8-1神村学園>◇22日◇準々決勝◇県営八代

夏は2度の甲子園経験がある大分が、8回コールドで神村学園(鹿児島)を下し、センバツ初出場を当確にした。

エース長尾凌我投手(2念)が8回1失点で勝利に導いた。前の試合で同じ大分の明豊が快勝。県大会の決勝で敗れた相手の4強入りに「自分たちも負けられない気持ちだった」という。最速は132キロほどだが、この日は中学から「勝負するため磨いてきた」という制球がさえた。夏は10番でベンチ入りし、新チームからエースになった。4強入りしたが「決勝に行って明豊を倒したい。まだ通過点」と気持ちを引き締めた。