筑陽学園の福岡1発3安打 父は樟南で甲子園夏準V

桐蔭学園対筑陽学園 6回裏筑陽学園無死、福岡は右越えに本塁打を放ち生還する(撮影・柴田隆二)

<明治神宮大会:筑陽学園10-1桐蔭学園>◇10日◇高校の部準々決勝◇神宮

九州王者の筑陽学園(九州・福岡)は関東大会覇者の桐蔭学園(関東・神奈川)を下し4強入りした。

筑陽学園は7回コールドで快勝した。2回に6番福岡大真外野手(2年)の右中間二塁打を足掛かりに、一挙4得点。6回にも右翼へソロを放つなど、4打数3安打と大活躍し「ホームランは狙っていたわけではないけど、低めをうまくすくえたかなと思います」。福岡の父真一郎さん(42)は、94年夏の甲子園で樟南(鹿児島)が準優勝した時のエース。現在はトレーナーとして週に1回、筑陽学園に通う。父と“二人三脚”で優勝を狙う。