石岡一校長、初の甲子園に決意「人間性の向上を」

21世紀枠での初の甲子園出場決定を告げる電話を受ける石岡一の大和田校長(撮影・足立雅史)

今年で創立110年目を迎えた茨城の石岡一が、21世紀枠により、春夏通じて初めての甲子園出場を決めた。

午後3時過ぎ、主催者側から茨城・石岡市の同校校長室に電話がかかってきた。呼び出し音がなると、大和田俊一校長(59)は2コール目で受話器を取った。緊張の面持ちだったが、朗報が届き「生徒たちは秋の大会も一生懸命、練習した。夢の舞台で戦える。さらなる人間性の向上を目指して、準備させたい」と喜びと決意を語った。