札幌大谷、和歌山合宿へ 甲子園ベンチ入り絞り込み

新千歳空港での出発セレモニーで記念撮影する札幌大谷の選手ら。手前左から飯田主将、船尾監督(撮影・奥村晶治)

第91回選抜高校野球大会(23日開幕、甲子園)に出場する札幌大谷は10日、新千歳空港から和歌山合宿に向けて出発した。

出発セレモニーでは日本航空スタッフから千羽鶴や花束が贈呈され、横断幕も掲出された。飯田柊哉主将(2年)は「北海道の皆さんにいい報告ができるように頑張ります」とあいさつした。

遠征には、前回の鹿児島1次合宿までに絞り込まれた30選手が参加。12日の箕島(和歌山)との練習試合の結果でベンチ入り18選手が決まる予定。船尾隆広監督(47)は「この冬で成長した選手、逆に伸び悩んでいる選手がいる。その辺を残りの日数でしっかり見極めていきたい」と話していた。

昨秋の明治神宮大会高校の部で優勝を果たし、甲子園は春夏通じて初出場となる。