札幌第一ナインが大阪入り、山梨学院戦へ向け調整

大阪入りし宿舎近くのグラウンドでランニングする村田(最前列右から2人目)ら札幌第一の選手たち(撮影・永野高輔)

第91回選抜高校野球(23日開幕、甲子園)に2年ぶりに出場する札幌第一が18日、大阪入りした。池田市内の宿舎に入ると、すぐに豊中市内のグラウンドに移動し、約1時間の調整を行った。静岡1次合宿中は15打数1安打と不調だった左の主砲、村田凜捕手(3年)は「札幌でフォームを修正してきた。明日(19日)の甲子園練習では、バックスクリーンに入れるイメージでスイングしたい」と意気込んだ。

10日まで行った静岡合宿では、練習試合4試合に出場し、15打数のうち右方向への凡打が7本。最後の御殿場西(静岡)との2戦目は頭を冷やす意味で、メンバーから外れた。課題は明確で「自分が打たなきゃと焦って前のめりになって体が開き、左手もこねる感じになっていた」と反省。右足をぎりぎりまでこらえ、逆方向の左に打ち返す練習を繰り返し改善してきた。

15日に組み合わせが決まり、新たなモチベーションも加わった。対戦相手の山梨学院(山梨)には通算37本塁打の右の大砲「山梨のデスパイネ」野村健太(3年)がいる。通算24本、左の大砲は「本塁打数では負けているが、4番打者として負けているとは思わない」と前を向く。苦しみながら成長した成果を、聖地で発揮する。【永野高輔】

○…札幌第一ナインはこの日、空路大阪入りした。新千歳空港では日本航空による出発セレモニーが行われた。花束や同社職員が業務の傍らに製作した千羽鶴を受け取った。搭乗時には居合わせた旅行客から「山梨学院に負けるなよ」と声をかけられる場面もあった。大平裕人主将(3年)は「プレッシャーはあるけれど、応援していただいているみなさまの期待を力に変えていきたい」と話していた。