筑陽学園が初陣1勝 5番野田が決勝二塁打

福知山成美対筑陽学園 7回裏筑陽学園2死二塁、野田は中越え適時二塁打を放ちベンチに向かってガッツポーズを見せる(撮影・加藤哉)

<センバツ高校野球:福知山成美2-3筑陽学園>◇26日◇1回戦

昨秋の九州王者でセンバツ初出場(夏は1回)の筑陽学園(福岡)が接戦で福知山成美(京都)を下し、春夏通じて甲子園での初勝利を挙げた。

2-2の同点で迎えた7回2死二塁、5番野田優人外野手(3年)が中越えの適時二塁打を放って勝ち越した。投げては背番号1の西雄大投手(3年)が9回2失点と好投。昨秋の九州大会をすべて2点差以内で勝利してきた粘り強さを、甲子園でも発揮した。

福知山成美はエース小橋翔大投手(3年)が8回3失点と奮闘したが、打線が好機に決定打がでなかった。前日25日の龍谷大平安に続く勝利を挙げることができず、京都勢の甲子園通算201勝をマークすることができなかった。