捕手の星稜・山瀬、サイン盗み疑念と美爆音に動揺…

4回表習志野2死一、二塁、打者竹縄俊希の時、捕手山瀬慎之助(右)と話す奥川恭伸(撮影・栗木一考)

<センバツ高校野球:習志野3-1星稜>◇28日◇2回戦

星稜・奥川恭伸投手(3年)と小学生時代からコンビを組む山瀬慎之助主将(3年)は、動揺を認めた。

サイン伝達への疑念に加え、習志野の大音量の応援にも影響を受けた。「サイン盗みみたいなのを気にしすぎた。(応援で)全くベンチの声も聞こえず雰囲気が違った。(奥川も)焦りが出て、投げ急いでしまったんじゃないか。奥川のおかげでここまで来れた。恩返しとして自分も援護して必ず全国制覇したい」と夏を見据えた。