札幌大谷・阿部 197センチは藤浪に並ぶ最長身

甲子園の主な長身選手

<センバツ高校野球:明豊2-1札幌大谷>◇29日◇2回戦

札幌大谷・阿部剣友投手(2年)は197センチ、88キロ。判明している限り、甲子園に登場した197センチの選手は12年春夏の藤浪晋太郎投手(大阪桐蔭)に並ぶ最長身だ。藤浪は右投手。左腕ではプロでも異例の高さになる。

プロの左腕では95~97年のエリック・ヒルマン(ロッテ-巨人)が208センチ、大リーグで「ビッグユニット(巨大な物体)」と呼ばれたランディ・ジョンソン(元ジャイアンツ)も208センチ。判明している日本人投手では宮城弘明(元ヤクルト)松本竜也(元巨人)と、楽天ドラフト4位入団のルーキー弓削隼人(佐野日大-日大-SUBARU)の193センチが最も高い。

趣味は「寝ること」という阿部は昨年4月の測定が194センチ、秋の明治神宮大会で196センチだから、身長は伸び続けている。さらに成長して甲子園に戻る姿を見たい。【織田健途】