大船渡・佐々木が初登板で156キロ スカウト集結

練習試合作新学院対大船渡 力投する大船渡先発の佐々木(撮影・浅見桂子)

<高校野球練習試合:作新学院-大船渡>◇31日◇栃木・矢板運動公園野球場

最速157キロを誇る今秋ドラフト1位候補、大船渡(岩手)の佐々木朗希投手(3年)が、作新学院(栃木)との練習試合で「4番・投手」で先発出場。今季初登板した。

試合開始2時間半前からスカウト陣が集結し始め、すでに国内12球団に加え、メジャー複数球団のスカウトも姿を見せた。

1回は3者凡退。空振り三振を奪った直球は153キロをマークした。

2回は先頭に右越え三塁打を許すも、後続を3者連続空振り三振。決め球はフォークボール、直球、スライダー。ネット裏のスピードガンでは、直球の最速は97マイル(約156・1キロ)を計測した。