大船渡・佐々木4の4、控え投手が8回ノーヒッター

大船渡対高田 1回表大船渡1死一、三塁、佐々木は右前適時打を放つ(撮影・足立雅史)

<高校野球春季岩手大会沿岸南地区予選:大船渡7-0高田>◇6日◇決勝◇住田町運動公園野球場

最速163キロ右腕、大船渡の佐々木朗希投手(3年)は「4番右翼」で先発出場。先制打を含む4打数4安打2打点の活躍でチームを8回コールド勝ちに導き、県大会への1位進出を決めた。

初戦に続き内野席は立ち見が出る超満員。外野のフェンス外周からもファンが立ち見するなどこの日も大盛況。マウンドには立たなかったが、それでもバットでファンをうならせた。

1回表1死一、三塁から外角球を逆らわず素直に右前にはじき返す先制適時打。第2打席は遊撃への強襲内野安打。5回には1死一、二塁から中前へゴロで抜ける適時打。7回の第4打席も痛烈な打球が三遊間を抜けた。

佐々木は「投げていないので気持ち的に楽。打席で集中できました。みんながつないでくれたので自分もつなぐ気持ちでいきました。来たコースを来た方向に返そうと思って打ちました」と話した。

大船渡は先発した背番号10の和田吟太投手(3年)が快投。3四死球を与えたが8回参考記録ながらノーヒットノーランを達成した。

大船渡一中からのチームメートでもある佐々木は「頼もしく見えました。夏に向けて投手陣みんなで頑張っていきたい」と仲間の好投を称えた。

国保陽平監督は「(和田は)よくやってくれた。(佐々木は)低い打球を打てていたのでよかった。先発は直前まで迷いました。もちろん佐々木の考えもありましたが、誰を出したら勝利と、今後のために良いのかと考えました。(救援登板も)考えていました」と話した。

これで17日開幕の県大会への地区1位での出場が決まった。

佐々木は「私立校が多いので自分たちの力を発揮できるよう頑張りたい」と話した。