<高校野球春季岩手大会沿岸南地区予選:大船渡7-0高田>◇6日◇決勝◇住田町運動公園野球場
朗希に朗報です! 大船渡は6日、沿岸南地区予選を1位で通過し、すでに出場を決めている春季岩手県大会(17日開幕)へ弾みをつけた。
佐々木は6日の高田戦は「4番右翼」で出場。マウンドには右腕・和田吟太投手(3年)が上がった。その和田が、8回参考記録ながらノーヒットノーランの投球。「朗希が投げない中でチームの勝利だけを目指して投げました」と打たせてとる投球に徹した。
何度かいい当たりもされたが、そこに野手がいた。右翼の佐々木が打者ごとに、周囲に守備位置をアドバイスし、それがはまり続けた。自身唯一の守備機会の右直も中堅寄りに守り、その正面に打球が来た。陰で見事なタクトを振るった佐々木は「テンポがいい。後ろから見ても頼もしかった」と中学時代からのチームメートの好投を喜んだ。
悲願の甲子園を勝ち取るには、夏の岩手大会で6~7連勝が必要になる。佐々木が投げずとも勝つ-。酷暑の中、そんな試合も必ず求められる。国保陽平監督(32)は外野からの救援登板の可能性も示唆した。「投手陣みんなで勝っていけたら」と願う佐々木にとってこの日の快勝は、4打数4安打2打点の活躍がかすむほどに手ごたえがあったはずだ。【金子真仁】