札幌英藍が初の春全道へM1 途中出場の吉田V犠飛

札幌英藍対北海学園札幌 延長11回1死二、三塁、札幌英藍の吉田が勝ち越しの中犠飛を放つ(撮影・永野高輔)

<高校野球春季北海道大会札幌地区予選:札幌英藍6-5北海学園札幌>◇14日◇2回戦◇札幌麻生

札幌英藍が延長11回の末、北海学園札幌に逆転勝ちし、初の春全道大会出場へ、あと1勝とした。

延長11回1死二、三塁、9回から代打で途中出場していた吉田健人右翼手(3年)が勝ち越しの中犠飛を放ち、逃げ切った。

吉田は3季通じ初めて同校が道大会に出場した昨秋は、5番一塁のレギュラーだった。春先のオープン戦で調子が上がらず、今大会は背番号16をつけてベンチスタート。初戦は出番がなく2戦目でチャンスをもらい、しっかり仕事をした。「2ケタになって悔しかったけど、みんなにナイスバッティングと声をかけられ、すごくうれしかった。次の試合も出番がきたらチームに貢献できることをしたい」と話した。