東海大相模・鵜沼「ガツガツ」と先頭打者初球本塁打

東海大相模対東海大菅生 1回表東海大相模無死、初球先頭打者本塁打を放った鵜沼。右は東海大菅生・新倉(撮影・大野祥一)

<高校野球春季関東大会:東海大相模7-3東海大菅生>◇23日◇決勝◇大宮公園

東海大相模(神奈川1位)が東海大菅生(東京1位)との「タテジマ対決」を制し、春の関東大会初優勝を果たした。

1回表、1番鵜沼魁斗外野手(2年)が初球を左翼席へ先頭打者本塁打。これで勢いに乗るとこの回2点を追加し計3点を先制。主導権を握った。4回には7番松本陵雅内野手(2年)が左越えソロ。その後も加点し14安打で7点を奪った。

鵜沼は「初球からガツガツ迷わず振り抜きました。(先頭打者本塁打は)初めてです。気持ち良かったです。打線に勢いを付けられてよかったです」と笑顔を見せた。

今大会は全5試合でマルチ安打を放つなど24打数12安打5打点と大活躍。強力打線をけん引した。

「関東大会優勝は冬からの目標でした。嬉しいですが夏が本番なので、夏に向けて頑張っていきたいです」と話していた。