デスパ野村は通算51号!山梨学院の強打健在/山梨

対戦が決まった山梨学院の相沢投手と、巨摩の植松内野手の主将同士はガッチリと握手して健闘を誓い合った(撮影・井上真)

<高校野球山梨大会:組み合わせ抽選会>◇20日◇甲府市総合市民会館

センバツ初戦(札幌第一戦)で24安打の猛打を見せた山梨学院は、Aシード(第1シード)に入り、初戦は巨摩と対戦が決まった。

主将の相沢利俊投手(3年)は「初戦から自分たちの力を発揮し、今年も必ず甲子園出場を果たしたい」と落ち着いた口調で話した。

巨摩の植松広大主将(3年)とは、小学6年で対戦。相沢の玉幡スポーツ少年団は、4-5で植松の甲西スポーツ少年団に敗れた。相沢は「覚えてます。植松君のことも覚えてます」とリベンジに燃える。

先週の練習試合で、主砲野村健太右翼手(3年)が高校通算51号を放つなど、強打は健在だ。相沢は「センバツで打ち勝った試合は自信になりましたが、次の試合(筑陽学園)では抑えられた。打線は難しい面もあるので、しっかり守りを固めたい」。主将の緊張感ある振る舞いからすると、山梨学院の夏連覇の可能性は十分にある。【井上真】