元横浜の西城陽・染田監督「優勝を目指す」/京都

抽選会を見守る西城陽・染田監督(撮影・柏原誠)

<高校野球京都大会:組み合わせ抽選会>◇22日◇京都工学院高

組み合わせ抽選会が22日、京都市内で行われ、参加75チームの主将らが参加した。

プロ野球の横浜(現DeNA)に自由獲得枠で入団した西城陽・染田賢作監督(37)も初めて抽選会に参加した。3月までは乙訓(京都)の部長を務め、コーチも兼任。昨春の甲子園出場に貢献した。今年4月に西城陽に移り、監督に就任。最初の夏を迎える。

初戦は大会3日目の8日に田辺と対戦することが決まった。「うちは春も初戦で負けていますし、どこと当たっても同じということで、緊張することなく見ていました」と会場では落ち着いた表情だった。

決して強豪ではない府立校に、蓄積してきた知識を伝えている。「技術も伝えるけど、野球と野球以外の生活はつながっているということは口うるさく言っています。大会に入るまでにどれだけ準備ができるか。大会に入ったらのびのびとやらせてあげたい。やるからには優勝を目指したい。まずは田辺戦に向けて準備します」と日焼けした顔を引き締めた。